[2001.08.23]
  似ている似てない対処


 ▼HP、DVD+RWドライブを発表(CNET Japan)
  http://japan.cnet.com/News/2001/Item/010821-4.html


 「僕が好きになった朝美さんは双子だった。みんなが似ていると云ったが,僕にはどこが似ているのかさっぱりわからなかった。だが,朝美さんが,僕にひと言も教えてくれなかった,死ぬと決めていた日,に自殺してから,僕はお姉さんの夕子さんとつき合い始めた。似ているという顔は相変わらず似ているとは思えなかったけど,心の底の似ている部分は,惹かれて止まないものだった」。

 ヒューレット・パッカード社は,DVD+RW規格に準拠した初のドライブ「dvd100i」を9月に発売する。価格は599ドル。DVD+RWドライブは,デル社も採用を予定している。書き換え可能DVDの実用性はまだ初期段階で,市場の成熟もまだ先だ。

 DVD-R(ここではオーサリングタイプではなく,アップル社コンパック社が使っているジェネラルタイプ)は,DVD-RAMへの書き込みができるようになっているので,DVD-R/RAMというドライブが価格的にもいちばんの売れ筋となっている。+RWのディスクも普通は読める。またCD-R/RWと同じ技術なので,CD-R/RWへの書き込みも可能。一部書き込んだビデオがみられないDVDプレイヤーがあるが(HomeMovie.comのリスト),おおむねどのDVDプレイヤーでも読める(古いプレイヤーはごめんなさい)。また,書き込むディスクの質によって互換性に影響がでるので,ディスク選びは重要。アップルストアでのディスクの価格は1枚10ドル。-Rを拡張したのが-RW。そのため焼いたビデオは,-Rと同じプレイヤーでなら読める。パイオニア社は今年中にDVD-R/-RWを1000ドルぐらいで出したいとしている。

 DVD+RWは,-Rのディスクを読め,-RWのディスクも普通は読める,CD-R/RWへの書き込みも可能だが,DVD-RAMは読むこともできない。+RWのビデオディスクは,-Rよりも若干読めるプレイヤーが多い(-Rは75%,+RWは85%程度(?))。記事によるとヒューレット・パッカードの+RWメディアは16ドル。…とまぁ,互換性に支障とは云うものの,ビデオに関しては,プレステ2以降のプレイヤーはほぼサポートされ,データも相互に読めないことはなさそう。とは云えその中途半端に互換性があるけど別物なのが問題で,買うときにメディアが2種類あるとか,アプリケーションが2種類あるとか…となる。どっちを選んでも大差ないけど,結局どっちも違うもので,表面は同じような顔をしていて,もちろん別物だけど,目的は一緒。こだわるべき長所も,よくみえず,あとは,偶然という運命に任せられたような,選択。


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